肩こりと頭痛吐き気めまいは病気のサイン?何科で受診するの?
現代病とも言われている『肩こり』ですが、ひどい肩こりは吐き気や頭痛を伴うこともあるんです。
あまりにもひどい肩こりの場合、何らかの病気である可能性もあります。
ここでは、ひどい肩こりの症状、どんな病気の可能性が考えられるのか、
何科に行けばいいのかをまとめてみました。
ひどい肩こりにはこんな病気が考えられます
脳の病気
頭痛、吐き気、肩こりが同時に襲ってくる場合は脳に関係している可能性もあります。
ひどい肩こりだと思って放置していたら、実は脳出血やくも膜下出血、脳梗塞だったなんてことも実際にあるそうです。
脳出血や脳梗塞が進行している場合には、他にも手足のしびれが症状として表れることもあります。
耳鼻咽喉疾患
肩こりが『耳鼻咽喉疾患』に繋がっているというのは意外かもしれません。
しかし、蓄膿症や咽頭炎にかかった場合には頭痛を伴う肩こりの症状が出ることもあるそうです。
また、めまいが起こった時にはメニエール病だったというケースもあったようです。
頸椎(頚椎)疾患
実際に長い間、肩こりだと思っていた人が実は頸椎症や頸椎ヘルニアが原因で起こる
『神経痛』だったというケースは少なくないそうです。
頸椎症や頸椎ヘルニアだった場合には、首や肩、背中、腕、指(手)などの広い範囲が痛んだり、
特に夜間に痛みがあるといいます。
眼(目)の疲れ
目の疲れは肩こりの原因となります。
目が極度に疲れていると、全身の血行が悪くなり吐き気がすることもあります。
なので、目を酷使せず、休憩させることが大切です。
ブルーライトの光をカットする眼鏡の着用や目を温めることも効果的です。
肩こりで病院に行くときには何科に行けばいいの?
神経内科
頭痛やめまい、手足のしびれといった症状がみられる場合には神経内科で診てもらいましょう。
検査結果によっては整形外科や脳神経外科などにかかることもあるかもしれません。
脳神経外科
激しい頭痛や吐き気、手足のしびれの場合には脳神経外科で診てもらいましょう。
脳の病気だった場合には早めの対応が重要になりますので、激しい頭痛や吐き気などがある場合には我慢せずにすぐに病院に行きましょう。
歯科
顎関節症だと、あご周辺の筋肉の緊張状態が続く血行不良で肩こりになるケースもあります。
無意識のうちに常に上下の奥歯がぎゅうと食いしばった状態だったりする場合には顎関節症が考えられます。
マウスピースで作るなどの対応をしてくれます。
整形外科
どこに行けばいいのか分からないという場合には整形外科で診てもらってください。
問診や触診、必要に応じてレントゲンなど様々な検査を行い、
肩こり以外の病気の可能性があれば他の診療科を紹介してくれるはずです。
さいごに
『肩こり』は今や誰もが持っていてもおかしくない現代病です。
なので、単なる肩こりだろうと思って放置していると、実は他の病気だった例が少なくないといいます。
近年では『若年性』の病気も増えてきていますよね。
十代や二十代でも糖尿病になってしまったり、三十代で認知症になってしまったりしているんです。
同様に、肩こりの場合も『肩こりはひどいけど若いから大丈夫』と考えるのも危ないかもしれません。
症状が改善されない、症状が辛いという場合には自分で判断せず、医療機関で診てもらう方が安心だと思います^^
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