肝内胆管癌は生存率や原因、症状は？再発転移率が高い？

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川島なお美さん、肝内胆管癌で逝去

女優の川島なお美さんが2015年9月24日の午後7時55分に

肝内胆管癌のためお亡くなりになりました。

とても驚きました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

”激ヤセ” 姿も驚きましたが、それから2週間ほどでの訃報となりました。

やはりこのニュースで癌という病気の怖さも感じました。

今回は肝内胆管癌について少し調べてみました。

肝内胆管癌とは？？

胆管癌は胆道癌の中でも胆管にできる癌のことを言います。

一般的には肝臓外にできた癌を胆道癌、肝臓内にできた癌を肝内胆管癌に区別されます。

そして胆管癌にも何種類かあるようです。

肝臓の中にある胆管にできる肝内胆管癌、肝臓の外にある胆管にできる胆外胆管癌、

肝臓の出口のところにできる肝門部胆道癌などがあります。

胆管がんの原因は？

胆管癌は東アジアやインドに多いとされているようです。

胆管癌は年々増えており、将来的にも増えていくであろうと言われています。

そして、その胆管癌の原因には以下のことが言われています。

膵胆管合流異常

胆管と膵管(すい管)がくっついてしまう合流異常状態だと

膵液が逆流しやすい胆のう癌や胆管癌が発生しやすくなります、

胆石、胆のう炎、胆管炎、原発性硬化性胆管炎

胆石は胆管内にできた結晶で、胆のうにできた時は胆のう結石症(胆石症)と言い、

胆管に出来た時は総胆管結石症、肝臓内の胆管に出来た時は肝内結石症と言います。

胆石を患った経験がある人は、そうでない人に比べて胆道癌になる可能性が

2倍～3倍高まるという調査結果が出ています。

また、肝外胆管癌はBMI数値が27以上の人は23未満の人に比べて

1.8倍の発症の危険性があるそうです。

生活習慣

生活習慣や嗜好品も胆管癌の原因として挙げられています。

肥満や高カロリー摂取も原因になることも指摘されています。

胆管癌の生存率は？

胆管癌治療は、外科的手術・放射線治療、抗がん治療が主となります。

胆管癌は黄疸(おうだん)症状によって見つかることが多い癌ですが、

胆管粘膜から発生した胆管癌の場合は初期症状があまりないため、

早期発見が難しいこともあるそうです。

胆管癌の進行は早く、目や皮膚が黄色くなる黄疸症状やかゆみ、

白っぽい便などの症状が見られた時には癌が進行しており手術というケースも少なくありません。

胆管癌の手術は体への負担も大きく、手術の難易度も高いため

術中や退院後にお亡くなりになってしまう方もいらっしゃるようです。

そして、早期発見でこの手術で根治手術ができても、再発率は高く、

また、進行した癌の場合、手術しても5年の生存は困難なのが現状なのです。

全切除の場合の1年の生存率は70％、3年の生存率は37％、

5年の生存率は26％という調査結果が出ています。

手術後の転移や再発では、抗がん剤治療が主となりますが、

その目的は症状の緩和となるようです。

さいごに

今回、胆管癌について調べて初めて生存率の低さを知りました。

かなり痩せてしまっていた川島なお美さんはそれでも、明るく気丈に振る舞い、

仕事に対しても頑張ろうとしていたことを思うと強い方だなと感じました。

キャンペーンやCMなどの影響もあって『癌は治せる』ようになってきた

というイメージもあったのですが、やはり怖いですね。

生活習慣には気を配る位の努力はしたいなと思います。